「雪斗には昔から世話になったから一言でもいいから何か言いてぇな。こいつがいなかったら今の俺はいない。感謝してもしきれないんだ…」 ポツリポツリ呟く彼を見て私は何も言えなかった。 「春乃?何してるの?通夜始まるよ」 「…あ、今行く」 「俺も行くわ」