「そうだよな…」

毎日少ない時間を縫って緋色の元へ来てたから睡眠時間が少なくなっていて確かにきつかった。

「わりぃ、ちょっと寝てくるわ。

悪いけど緋色に何かあったらナースコールしてくれ、もちろん真歌自身になんかあってもな?」

俺の代わりに病室に残ると言ってくれた真歌に声をかけてから、

「俺ちょっと寝てくるな?」

といって緋色の頭を優しくなでた。