やっぱりどれだけ元気だと言っても、検査はしなければいけないらしい。

「めんどくさぁ…」

「緋色」

真剣な声で私を呼んだのは悠斗。

「検査はめんどくさいかもしれない。嫌かもしれない。けどな、今の緋色には必要なことなんだ。」

私は、悟ってしまった。

『心臓移植をしてもらわなければ長くない』

嫌でもわかってしまうことだった。