「咲?どうした??」

春が覗き込むように私の顔を見ていた

「あっ!ごめん...」

「いいよ、教室いこ?」

春は優しいなやっぱ...

そう思っていると、前からものすごく勢いよく走ってきた男子が
私に直撃した。

一気に私は地面にたたきつけられた。
幸い足はなんともなかったみたい...


「咲!?大丈夫か?!」

春が血相を変えて飛んできた


「足痛くないか!?」

「大丈夫...」

「おい、お前ら...咲にあやまれっ!!!」

春は私に謝れと男子に怒鳴るように言った。

でも...そんなに怒鳴ることでもないよ私も悪いし
だから...

「春...私も悪かったんだよ?だからあんまり怒鳴らないであげて??」


春は...何でだっていう顔をしている。

でも...無理やり怒りを押し込めてこう言った