「か、風間…っ!」 席替えをしてから3日後。 昼休みに廊下ですれ違う瞬間、風間を呼び止めた。 「……あの、ね、今日の…放課後、倉庫に来て、ほしい…」 あたしが勇気を出してそう言うと、風間は大きなため息をついた。 「……んだよ……めんどくせぇな…」 「…っ、」 風間は、あたしに冷たく言い放った。 その瞬間、思考回路が完全停止した。 風間は冷たい言葉だけを言い残して、そのまま廊下を歩いて行った。 …来てくれないかもしれない。 でもあたしは風間を信じて、ただ待つことしかできなかった。