あの日以来、もう工藤がつきまとってくることはなくなった。 「るーなっ! 帰ろ‼」 「うん」 ……でも風間との距離は、変わらずに開いたままだった。 相変わらず話さないし、目も合わないし、接点がほとんどなくなった。 ……このままじゃ、嫌だと思った。 でも、男子との接し方はそんなに得意じゃないし、今みたいな状況はすごく難しい。 ……あたしは、どうすればいい? 風間はあたしのために距離を置いているけど、あたし、全然嬉しくない。 風間が隣にいてくれた方が、あたしは嬉しいし、幸せなんだよ………