「コラァァァァァァァァァッッッ‼‼‼ 早く帰らんかァァァァァァァァァァァァッッッ‼⁉」
「うわっ⁉ すっ、すんませーんっ‼」
先生は、なぜかほうきを片手に振り回しながら工藤を追い払った。
追い払い方はともかく……
と、とりあえず、ありがとうございます…。
ここまで走ってきた先生は、ゼェハァと肩で息をしながら、工藤が走って行った方を睨んでいた。
やがて姿が見えなくなったのを確認すると、あたし達の方を振り返った。
「大丈夫だったか?」
「…あっ、はい。ありがとうございます」
「ありがとうございます」
あたしと風間は揃って頭を下げた。



