………でも安心したのはつかの間、 「瑠奈ー‼」 後ろから工藤が名前を呼んできて、あたしはびくりと震える。 それを察してくれた風間は、背中にあたしを隠してくれた。 「…んだよ、またテメェか」 「どうも。ずいぶんとこいつに執着してんだな」 「あァ⁉」 また睨み合いが始まる。 「昨日も言ったけど、他校のバカは帰れ」 「うるせぇッ‼」 工藤は風間に向かって握り拳を振り上げた。 でも風間は、それを片手で抑えた。 「…っく……テメェ…」 「…………」