翌日、風間と並んで教室に入ると、莉緒が青ざめながら駆け寄ってきた。
「瑠奈ッ‼」
莉緒はすごく深刻な顔をして、あたしを見た。
そして、あたしの両肩を掴んで揺すった。
「…昨日…っ、大丈夫だった⁉」
「…あ…」
…く、工藤のことだ………。
莉緒の表情と言葉から、そのことだとすぐにわかった。
「なんで知って…」
「音々のお兄さんが偶然見てたらしくて、それを音々が聞いて、さっきあたしに教えてくれたの」
「あ、そう、なんだ…」
……ボサヘアチャラメガネ………
見てたんなら助けてくれてもよかったでしょ‼⁉



