………どうやらあの倉庫は、部活用品がしまってある倉庫だったらしい。
部活の準備をしている野球部やサッカー部が、チラチラとこっちを見ながら用具などを運んでいる。
これじゃ、ここで男女が2人で話すなんて無理ありすぎる。
昨日人通りがまったくなかったのは当たり前だ。
昨日は学園祭だったから、部活はすべて休みなはずだ。
「……ここはカンベン。場所変えるぞ」
「うん…」
風間は苦笑いを浮かべながら学校を出て、学校からそんなに遠くない距離にある公園に入った。
あたしも続いて中に入った。
風間は、小さなベンチに座ると隣のスペースをとんとんと叩き、あたしに座るよう促した。



