「瑠奈おはよう!」 「「るーちゃんおはよぉ‼‼」」 「おはよう」 朝はいつも、こんな挨拶を交わす。 莉緒と音々軍団が寄ってくる。 「瑠奈ちゃんおはよう」 「っ……お、おはよう」 珍しく早く来ていた篠原ににこりと微笑まれる。 あたしはぎこちなく返した。 「おはよう早川」 「………」 「オイ待て無視すんなし」 後ろから風間の声が聞こえたけど、昨日いろいろあったせいで振り返れない。 だから、無視したわけではない、と思う。 あたしは昨日ずっと、風間に言われたことを考えていた。