「よーし‼ あとここやったら終わりーッ‼」 学級代表の大野が声を張り上げた。 解体作業はかなり力仕事でキツいけど、早く帰れるならそんなこと気にしない。 いよいよもうすぐで終わりそうだ。 「…早川」 「……え?」 急に名前を呼ばれて振り返ると、そこには風間がいた。 「………」 「……なに、用がないならさっさと片付けてよ。あたし早く帰りたいの」 「…ちょっと来い」 「っえぇっ⁉ ちょ、ちょっと‼‼」 風間はあたしの手を引っ張り、どこかに連れていく。 抵抗しても、ビクともしない。