「…で、どう、俺のこと好きになったか?」
「ぶっ」
翌日の昼休み。
自席で弁当を食べていると、急に頭上から声が降ってきた。
こんなことを言うのは、1人しかいない。
しかもこいつ、また女うじゃうじゃ引き連れてやがる。
「いーえ全く‼‼ そういうのキョーミないんでっ‼‼」
「まだダメかよ」
「えぇっ、亮太くん⁉」
あたしは今すぐに離れたくて、まだ食べかけの弁当を片付け、全速力で廊下に飛び出した。
「るっ、瑠奈っ‼」
…って莉緒の呼ぶ声が聞こえたけど、ごめん。
今はすぐにいなくなりたい。
……って、勢いで飛び出したはいいものの………
……あたし、どこになにがあるか全く知らない………。



