「おーじゃまーしまーす…っと」
…あれから、ササが来たのは30分後。
着替えてゴミを捨てて、散らばったものを押入れに詰めて。
ギ・リ・ギ・リ!!!
セーフ…。
「ササ…どうしたの?」
「へっ?…あぁ、朱雀が遥ちゃんとこ行っちゃってさ。碧がいないなら久しぶりに來華とゆっくりできるかなって」
「……」
あんた…そのニッコリスマイルの威力…分かってます?
今の自分の格好見なさいよ。
普段あり得ないちょっと着崩した制服に、
オールバック………ぐはっ。
「…どうしたの?」
あーーっ…首かしげないでっ!!
「もーっえ(・ω・`=)ゞオツです」
「…へっ?」
「ブフォッー!!!」
「來華ー!!??」
…久しぶりの鼻血噴射ですわ。
いや、もぅ、 …オーラに負けましたわ。
何て言うか…色気?
みたいなものが半端ないんですよ、コイツ。
お願いだから私は貧血で(彼氏見て萌えて鼻血出して)死ぬのは嫌だから!!!!!

