゜。秘密の極道彼氏 ~part2。°





碧の親離れ(?)に拗ねてると、突然ガラケーが震えだした。


あぁ、マナーモードだからか(笑)


誰からかな~…っと?



開くと、どうやら電話らしい。

相手は……ササだっ。


うわぁ……な、なんだかなぁ。



『ピッ……もしもし?』


「も、もしもし?ササ?」


『そっ。って、いや、俺のケータイじゃん』


喋り方的になぜか素……。

今一人ってことか?


「えーっと……どうしたの?」


『ん?今公園で一人でさ。やーっとすること終わったから手が空いて。暇だから電話してみた。声が聞きたかったから』


……なんか、甘くないっすか?

声聞きたかったからー…なんて。


「殺す気か?」


『は?誰を?』


「あ、すいません。独り言っす」


ダメだ……なんか願い事叶いすぎて罰あたりそ…。