゜。秘密の極道彼氏 ~part2。°






ホワァイ?


「朱雀のバーカ!! 」

「んだと沙茶の天然!!」


……まぁ、可愛い言い争い。


あぁ、可愛いわ、私の彼氏は。

ただ、ちょっと後ろから出てるオーラ、読み取って見ましょうか。


(あー、うっせーなバカ朱雀!ごちゃごちゃ言ってねーで頷きゃいいんだよ。つーか俺将来の直属の上司だと思うんだけどよぉ?)


あー、黒いなぁー。



「あれ?なんかあったの?」

「あ、遥」


後ろからようやく遥が来た。


……メイクばっちりですね。


「あ、來華聞いてよ!朱雀がまず海行こうって……!」

「ほうほう?」

「まだ暑いからシーサー作ろうよっ!」


そーだねぇ、暑いねえ……。


「來華!暑いのが沖縄だろ!というか涼しくなるの夕方じゃん!青い空と海が揃ってこそだろーが!」

「あー、確かにー」

「來華!?」


「決定ー!海行こー!!」




そうだ、海に行こう。



そして沙茶の筋肉を眺めよう。