゜。秘密の極道彼氏 ~part2。°





「おっはよー!」

………次の日。

何故かハイテンションとなった遥さん。

ちょっとお肌がツヤツヤしている気がするのは私だけ?

まあ、と気にせず目の前の雑誌に目を落とす。

「あれ?來華が雑誌なんて珍し……」

遥も雑誌を見て、それから首を傾げた。

「旅行雑誌?」

「そ。夏休みね?ふるさとに帰ろうかと思いまして」

そう。

お久しぶりのふるさとです。

「朱雀も誘おうかと思ってたから、ちょうどいいや。遥も行こ?」

「行く!もちろん!」

こうして、簡単に決定しました。

どーして帰郷しようかと思ったかと言いますと、真央を見て、あー懐かしいなふるさとーだなんて思ってしまったからでした(笑)