そして、竜は私をある公園につれていった。 竜「此処が俺のお気に入りの場所。」 舞「懐かしい。ここ、昔、来たことある。」 竜「なぁ、舞ちゃん。俺のこと本当に知らない?」 舞「知らないです。でも、此処は、私が初恋をした場所です。もう何年も前の事ですけど。実はまだ未練タラタラなんです。」 竜「実は僕も初恋の場所は此処なんだ。あの日、彼女は僕の前から姿を消した。十年以上前の話だ。」