そりゃあ、竜だって、思ってくれると思う



でも、やっぱり、大に思って貰いたい。



舞「昨日、珀に言われたんだ。大と一緒に居るのをみて、幸せそうだなって思ったって。それで、昨日一晩考えたんだ。」



大「答えは出たのか?」



舞「わからない。」



大「何がだ?」



舞「だって、あの女の事だって、私が事前に、話しておけばこんな事にはならなかった。すべて、私の責任。大には本当に辛い思いをさせたんだって思った。本当に自分勝手だなって。」



大「そんな事は無い。人には言いたくない事だってある。ただ、俺には無いけど。もしあったとしても、舞には話してないかもしれない。せっかくの関係が壊れてしまうかもしれないからだ。俺は舞を自分勝手だなんて思ってない。」



舞「何でそんなにも優しくするの?そんなにも優しくされたら、私は、また大が好きになっちゃうじゃない。」