諦めきれなくて



私は教科書配布の日から
一真とよく話すようになった。

気がついたら、
男子友達のなかで断トツ喋っていた。
毎日がとても楽しく思えた。

いつのまにか、
名前で呼ぶようにもなっていた。





それと同時にこんなことも知った。



美優ちゃんが一真のことが好きだってこと。

詳しく聞くと、小学校の頃から好きだったらしい。



でも、私は驚かなかった。

だって入学式の頃から察してたから。



恋するのは当たり前。

私は快く手伝いを引き受けた。