「じゃ、俺は教室に戻る」 なぜか一人になりたくなくて。 シャツを引っ張ってしまった。 「ちょっとだけ…」 掠れるように呟くと、 「お前俺様の事大嫌いなんじゃねーの?」 「…うるさい」 ペットボトルを見ながら呟く。 「調子よすぎだボケ」 本当にそうだ。 調子が良すぎだ。