「ど、どうした沙良…?」 「どうした沙良じゃなーっい!!!あんた面白がってヤツ(御大川晴紀)とクラス一緒にしたでしょ!?」 図星というような顔。 「職権乱用にもほどがあるわ」 「ヒィッごめんって、でもこれ俺だけで決めた事でもないし…」 いや、でも主犯はこいつだ。間違いない。 「ほ、ほらそろそろ教室行かないと…」 大竹は立ち上がって書類なんかを持って職員室から逃げようとする。 「ほんとあり得ない」