「はいこれ。昨日言われてた書類」







大体晴紀の事は本当に嫌いだったんだ。






あんなに絡んだから昨日みたいなハプニング起こるんだ。



そうだ、きっとそうだようん。





「あ、沙良ちゃん」





後ろから牧野先輩の声。





「なんですか?」



「この書類さ、やっといてくれる?」





「はい!」



牧野先輩は柔らかく笑った後にプリントを渡した。




「よろしくね」