「なあ。お前なんでここはいってんの」 「入れたのは御大川でしょ」 ペンを走らせる。 「別にお前の意思だっただろ」 「それは…そうだけど。 御大川が生徒会長じゃなくなるとか、なんかつまんないし。」 「へえ」 少しだけ笑顔になる。 「なあ。俺のこと、晴紀って呼べよ」 「いやだ」 そんな馬鹿な冗談あるか。