階段をかけ降りて会議室へ向かう。 「遅れました!」 会議室の扉を開ける。 「生徒会書記に本日付けでなります2年3組、 鮎川沙良です!」 知らない先輩方と教頭は随分驚いた顔をしているが、 牧野先輩は笑いをこらえて、 生徒会長の野郎はムカつくほどに笑ってた。 「…てことだから、 生徒会ぶっ潰すとか変な考えしてんじゃねーよ」 「ちょっと待て、まだ登録されて「用紙出せ」 御大川晴紀が手を伸ばす。