そんな事を考えてるうちに、昼の時間になる。 「沙良ー、購買行こー」 「…」 「沙良ー?」 目の前の用紙とにらみ合い(勝手に)をしているけど、 消えてくれるはずもなく。 「ちょっと沙良ちゃん!」 麻衣耶がお腹を空かせてむくれてやっと麻衣耶の声に気づいた。 「ごめんごめん、購買行こうか」 麻衣耶が歩き出すのに着いていく。