「ああ。教頭が書記のない生徒会なんて堂神高校の生徒会として顔が立つわけないだろ、だと」 『書記のない生徒会』 「じゃあ適当に「駄目に決まってんだろ」 始めて見た、アイツの真剣な顔。 「なんの為の生徒会だ」 「じゃあ見当はついてんのかよ」 「ああ」 心臓の音が一気に羽上がる。 「おもしれぇくらいにぴったりな奴がな」 「誰だよ」 「秘密」 彼は不適に笑って部屋を出ていく。