「あ、そうだ御大川。後で職員室来い」 「は?意味わかんねえ。」 御大川晴紀はダルそうに伸びをする。 「あと沙良。古典の先生がプリント運ぶの手伝ってだとさ」 つまり職員室来いってことか。 「はぁーめんどくさ」 机に俯せると、御大川晴紀がこっちを見てる。 「あんまこっち見ないで」 「ふーん」 そう言うとやつ(御大川晴紀)は席を立って きっと職員室へ行った。