「御大川くーん、一緒に購買行こう」



あ、西東?くん。



「はぁ?なんで俺が」



「だめ?」



そう西東くんが聞くと晴紀が言葉を詰まらせた。




「ったく、お前覚えとけよ」




首の後ろに晴紀は手を持っていく。




「さっすが会長」



「だ、ま、れ」




西東くんは爽やかに晴紀をかわして歩いていった。




普通の男子に普通にしている晴紀がものすごく新鮮で



少し驚いた。