「さ、沙良かよって……失礼すぎない?」


「俺様に失礼?中々言うな」


「あーはいはい。もういいよ」


昨日のおっさんと似てなくもないのか?



沙良に言うべき、なのか。



「鮎川さん!」


西東が俺を押し退けて沙良へと向かう。



「はじめまして僕、御大川の友達の西東健斗って言います」



「お前…!」