「ね、ねえ。行こうよ」 「………あぁ」 「お前が泣かせた分、俺様が沙良のこと幸せにするから お前は沙良に近付くな」 俺は二人をぬかして、家へ急いだ。 あいつがバイト急に始めたのも、 合点がついて、拳を赤くする。 「…クソ」 ずっと傷ついてるんじゃねえか、アイツ。 くそったれ。