「すごい…」



目の前には大きなログハウス。



「御大川様の権力使ったらこんなもんよ」




「はいはいいいから中入りましょ」




御大川をスルーしていく二人。




なんか二人に少しでもなると気まずい。




無言で入っていく御大川。




わたしも歩きだした。



「沙良ちゃんとあたしの部屋右の奥ねー」




という真帆先輩の声に「はーい」と答えて中に入ると、




想像以上に大きい。