なぜか手が震えて、止まらない。 生徒会室の扉を開ける。 こういう時に限って、彼がいるのだから。 黙って席につく。 「…あれ」 前机の上に置いといた大切な学校でとったアンケートがなくなっている。 「嘘、ここにあったはず」 机の中にもない。 「何かあったか」 机で足を組んでる偉そうな奴が聞いてきた。 「前とったアンケートの束がなくなった」 「机の上に置いて帰ったよな?」 「うん。そうだよ。時間ギリギリで委員会の人に渡されて机の上に置きっぱなしにしといて…」