「おまっそれはねーだろ」



「冷めた!嘘だけど!冷めた」



スクールバッグを地面に置いてこっちへ来る。




「な、何…」




「もっと好きにさせてやるからありがたく思えよ?」




晴紀の腕が首に回って、





キスされた。





顔が離れると笑顔になる晴紀。




「…あ、今ドキッとしただろ?顔真っ赤だぞ?」



「に、西日に照らされただけだし!」