「…いいよ」



晴紀がきょとんとする。



「助けてくれて、話せない時期があって、



今やっと話せてすっごいドキドキしてんの。



わたし、晴紀に恋したみたいだから」




晴紀が突然笑い出す。



お腹を抱えてかがみこんでひたすら笑ってる。




「お前最高」



夕日に照らされてピアスの光が眩しい。




「そんで俺様も最高」



「やっぱ却下!!」