「…」 倒れた高坂くんを見る。 「ま、まだ僕は諦めな…いから…ね、 また電話するし、帰りは危ないやつが居ないか見張ってる…から」 後退りする。 「お前、そんな目に遇ってたわけ?」 「ま、まあ…」 足が震える。 「馬鹿だろ。さっさと言えよ」 そうだ、馬鹿だ。 「わたし、馬鹿だから仕方ないよ」 高坂くんに近付く。