「では、一時間後に広間でお願いします」


リンレイは軽く一礼して部屋を出ていったーーー


「わーっ!!
お布団フッカフカだっ!!お風呂もおっきいしっ!!サイコーだねっ!!」


『ゆうな様!!お風呂はいつもの様に一緒に入りましょうぞっ!!』


「嫌ですっ!1人イズ ベストよっ!レオは男の子でしょっ!女子と入っちゃダメなの!」


『しどいっ!!ゆうな様~っ!!あんなに仲良く入っていたではありませんかっ!?』

「あれはあれ、これはこれです!!」


コイツ等は何でこんなテンションたけーんだ?


「はいはい」


たく、付き合ってらんねー


「キョウ!何処行くの?」


「あー、これ」

俺は腰にさげた刀を持って見せるーーー


「外…真っ暗だよっ!!!危ないって!!」


危ない?


「テメー誰に向かって危ねーって?
お前といるほうがよっぽど危険っ」


この金蹴り女ーーー
お前は女というカテゴリーに入らねー!


「失礼ねっ!私も行くっ!!」


「はぁ?付いてくんなよ!!お前は犬かっ!?」