その迫力と凄まじい驚きの余り、地面にヘタり込んでしまった私ーーー


やっぱ、この子、、、昔飼ってたポチみたいで何と言うか、、、
思わず、私も、頬ずりしてみる、、、


「アハっ、うふっ♪ははははっ…」


カワイイ!!何てカワイイのっ!!


大きな身体のドラゴンとこんなに意思の疎通が出来るなんて、、、私って凄いのかも…



「お前って、、、キモい」


き、、、キモいって!!しかも、何?蔑んだ様なこの目っ!!


「キョウって意外と心が狭いのねっ」

べーっと私は舌をだす、、、

気が付いたら他2体のドラゴンの姿はなく、、、あの女子高生達の乗り物もなくなっていたーーー



「初めまして私、ロイ様の侍女を務めています、リンレイと申します。」


セクシーなチャイナドレスの女性ーーー
いつの間にこんな綺麗な人がいたのだろう?




涼しく微笑む女性は、紫のボブの髪がとてもよく似合う美人さんだったーーー



「ロイ様?」


『ロイ様とは、おそらくドラゴン族の長ですなっ。』



「って事は…リンレイさんは、、、ドラゴンなの?」