あっそ、、、好きにしてくれ




「で、キョウに次の王様任せるねー!



じゃねー」



「ん?今、なんつった?」



聞き返した時には、もうグランデの姿は綺麗さっぱりなくてーーー



『キョウ殿が大魔王様ですかっ!グランデ様が決めたのならば仕方ありますまい



我等、潔く身を引きますぞっ』




レオはそー言い、文句を垂れまくるグレイとジュリエットは




鬼のリンレイに無理矢理、連れ帰られていった




「ロイ様!私、一度陸地にあがったら行って見たい所があったんですよっ!!」




「うぉいっ!!俺はまだコイツに、話がっ」




ローラは俺等に軽くウィンクをする




「ゆうな…。



ありがとうやで、、、ねーちゃんにも、好きに会ってええって、人魚のにーちゃんにお許しもろたから…。」




頬を染めて、チビは柄にもなくモジモジしてやがる




「んじゃあ、僕ちん達も帰るとしますかっ」




バイバイと少し寂しそうに手を振るゆうな




「なんか、、、寂しくなっちゃうね」