「好きに選べる!!性別、自由自在って訳だ!!スゲーだろっ?驚け!!!」



ガッハッハと笑う彼は、、、



確かに、、、気持ちいいくらいに男らしい



「あれから、お前が妙に気になってな!!



この気持ちを確かめる為



いや、とにかく…



ーーー気になる事があるんだっ!!



その為、遥々追いかけて来てやったっつー訳だからっ!!!



優しい俺に、感謝しろ!!!」





何だろう、この自信満々な傲慢な態度




でも、



彼のこの傲慢な優しさが、今は、私の胸を強く震わせる




「ふっ。うぐっ、、、うぇ、」



涙が急に溢れて、、、止まらない




「おいっ!!さっきの接吻がそんなに嫌だったのか!?



すまん!!謝る!!


もうしない!!!だから…泣くなよ!!!」



オロオロ慌てながらも、私の背中をトントンさすってくれる




「キスは、、、驚いた…でも、心臓に悪いから、もうしないでね。。。


でも、本当の


理由は、他にあるの。。。」




私は、彼に少しずつ話したーーー