「お前



俺の



花嫁か奴隷になれ」



へー、花嫁か奴隷かぁ



どっちに…って!



「無理よっ!!



絶対無理っ!!」


『素晴らしい全否定でごさいます!!』



だって!花嫁なんて、絶対無理だし!!



奴隷なんて、、、想像しただけで、何命令されるかわかったもんじゃないわ!?…。
絶対無理!やっぱ無いわ!!



「まっ!俺は出れるから、どーでもいいけど」



何よコイツ!?他人事だと思って!!



「ね~レオ!!他にないの??」


『残念ながら、、、魔族と人間が同時にこのゲートに入った場合、特殊な術が発動するようになってまして。。。
人間の肉体で出る時に、強い負荷がかかってしまうのです。。。
何分、その様な珍事件めったに起こり得ませんからしてーーー』



「じゃあ、無理に出たらどうなるの?」


『グッチャグチャの、メッチャメチャです』



今の私は、、、悲壮感、言葉の意味があんまわかんないけど、きっと、、、そんな感じ。。。



『唯一の方法としまして、、、
ペアで入った魔族の者に刻印を印してもらう必要があるんです。。。』