「マリアは、オヤジの眷属だーーー



才女とか、天女とかここいらじゃあ聖母マリアとか、、、いろいろ言われてて、、、昔からスゲー親父のお気に入りだから




俺ら息子達の立場ゼロだぜ」



ほーー成る程、、、だからグレイは



[ゆうなについて行きたいのはやまやまだが、、、しかし…!!!



マリアが居るから私はいかん!!!



用事が済んだら早く帰っておいで、、、未来の妻よ]



なんて、、、子供みたいな事言ってたんだね







完璧な人って本当にいるんだな…




「お前と大違いだなーーーはははっ」



笑うなーーー侍!



ぴくっと瞼の上が痙攣した



ーーー我慢、我慢ーーー



無視よ…無視。



「ゆうなさんは、アイリ様の血縁者…何て事はありませんよね?」



「?どうして?」



「…いいえ…。。。あのお力は、、、アイリ様のモノと同じだったモノですから」