キョウったら、ひどいっ！！



『サイテーだわ！何なのよ！この女の敵が！！
死ねばいいのよ！！とっとと死ねばいい…！！キョウなんてどうなったって知らないわ！！と、ゆうな様が言っておられる！！』



バコっ！！


『うう！！また殴るとは！！…本当にひどい奴だ！！』


いくらなんでも、、、私、そこまでは思ってないよ、、、ははは…



「で？何？」


次こそ殴られないように、レオは大きなたんこぶをガードして口を開いたーーー


『今回のケースの場合…人間は、此処から出る事が出来ません。』



「へ？」
…。どうしよう、、、まさか、私だけ、、、一生ここ？


「何とか方法くらいあんだろ？」



ショックの余り、声が出ないーーー



『無いことも…ないのですが。。。』

「ほんとっ！？私！！出来る事なら何だってするっ！？」



『…こんな事、ゆうな様には。。。余りオススメ出来ませんが…。仕方ありませんねぇ。。。では、キョウ殿、暫しお耳を拝借して…

ゴニョゴニョゴニョ…です。』



何でキョウなの？
でもでも…まっ、この際だから何だっていいわっ！
期待一杯な眼差しで私はキョウを見つめた…