~キョウside~



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『…キョウ?…来てたのかい?』



「ちょっとそこの店屋に用事頼まれた…」



『随分丸くなったもんだね!お遣いとは…偉い偉い…ふふふっ』



「伊織…いる?」



『あぁ、あの子は今日お医者に見て貰ったとこでね…疲れてるから



よく眠ってるよ、、、ゴホっゴホっ…ゴホゴホ…』



窶れた錦には、以前の様な覇気が微塵も感じられなかった



「医者って…何かあったのかよ?」



『…まぁ、突っ立ってないでここにお座りよ、、、



お茶でも入れるかい?



そうだ、お前、緑茶苦手だったね「話をそらすなよ!…何かあったんだろ?」』



コイツが目をそらして話をはぐらかすのは、何か隠してる時だ




『はは、お前にはお見通しさね…』



俺はドカッと錦の前に座り込む



錦は渋い顔で、、、押入れの中から何かゴソゴソ取り出した



そして、それを俺の目の前にコトっと置く



「これはーーー」



『この刀ーーーお前にやるよ、使っとくれ』