「やはり、蘇生までは不可能か…」



男は至って冷静に、、、
それでいてゴミでも捨てるかのように、ジャミをつまみ上げると、ポイッと壁際に放り投げたーーー



「貴方おかしいわ…、


どうしてそんなひどい事が出来るの?貴方の、たった独りの家族…でしょう!?」



「おかしい?



俺には、お前の言っている事が理解出来ない」



何の悪びれもない、、、そんな感じで彼は、ゆっくり首を傾げ、死んだ弟を蹴り飛ばした



「…確かに弟だったが…



生きている間、こいつは俺に何の貢献もしなかったーーー



命を救って貰っておいて、、、酷いのはコイツの方だろ?



ーーーせっかく心から楽しめる研究材料を見つけたんだ



ましてや、邪魔をするなんて、、、どうかしてるねーーー」



「貴方が助けた命でしょっ!?」



「あぁ、俺が助けたさ…



だからーーー俺が殺すーーー

それで、

何か問題でも?」



いかれてるーーーそう思ったーーー



私はジリジリと後ろへ後ずさりする