まるで、ちょっと前の私みたいだと思ったーーー



「実は…俺の気になってるの…この事なんだ、、、兄貴、街の人達をこんなにして



…一体どう言うつもりなのかって、知りたくてさ…」



思い悩むロイ…



「ドンッ!!」






「あ!ごめんなさい!」

 

私にぶつかったのは小さな女の子だった



「大丈夫?」

「!!??」



私の顔を見た瞬間怯えたように逃げて行ってしまう



彼女は自我があるみたいだったけど…



どうして逃げたのかな?



「気にすんな…あれだろ」



キョウが指差した塀に、指名手配の紙がびっちりと貼り巡らされている



「ホントだ…、それにしても凄い数、、、何か、こうやって見ると、、、ふふふっ…」


「どうした?」



「ううん…ごめんっ!!何度見ても、このキョウの顔おかしくって…」



ダメだ、、、こんな沢山あると笑いが、一層込み上げてくるっ!!



「きゃー!こっち見ないで!死んじゃう!!!」



『ゆ、ゆうな様…は、お元気で結構です…な』



ポトリと、レオが寝落ちした