私はしろちゃんの小さな手をギュッと握りしめメガネの奥のつぶらな瞳を見つめたーーー



「私もーーー、一緒に行っていい!?」



「はぁ~、出たよ…でたでた、、、」



キョウは盛大な溜め息を漏らした



「いいじゃん!!どーせ暇なんだし!!」


キョウがうんとゆーまで、私は引かない、、、



「あんちゃん、ほんま同情するわ、、、


でも、ゆうなには悪いけどなぁ、あたしは遊びに行くんと訳ちゃうねんーーー



せやから、安全な途中までだけや、、、



それでええか?」



いくらボルンがいるとはいえ


…心細いに決まってるもん!!


「いいよっ!!」


親の借金で大変な目にあってきた…

いわば…同士だもんっ!!



「同士て…たいそなやっちゃなー、おもろいおもろい、、、


それより、自分が賞金首である事には変わりないねんから
しっかりきーつけときや…


まぁアタシにゆわれとったら世話ないけど…」



しろちゃんが、、、笑ってる、、、




じーんっ、感動してしまってる場合じゃないわっ