「テメー等、慌てすぎ!、、、ちったー落ち着け」



「オイ!!!こんな状況で落ち着けなんてよく言えるなっ!!!んあーーーーゆうなぁ!!!」



ホント、落ち着きのねー野郎だ…
ウロウロ俺の周りを行ったり来たりしやがってーーー
俺なんて腹減りすぎてどーにかなりそうになってでもこんなに冷静を保ってるっつーのに、、、コイツらときたら、我慢と根性が足りねーなっ!!




『キョウ殿!!!今回の事に関しましては、吾輩も同意見です…


本当に…一番恐れていた事が起こってしまった…』


狐顔がリアル過ぎて…



「オメーのツラが一番コエーって!!!」



大笑いする俺をいつになく冷たい目で見下ろすレオーーー



『ゆうな様が売り飛ばされても、、、


はたまた喰われてしまっても、、、同じ事が言えますかな?』



「へー何それ?面白そーじゃん?」




『、、、貴方ときたら、、、まったく、、、


ここロンギスは、人間の人身売買の闇市で有名なのですよーーー』



「へー、闇市ねぇ」



「いくらアンポンタンなお前でもわかんだろ?