~ゆうなside~
「では、私の手を握って下さいっ」
ゆっくり私は頷き、人魚達の手を取ったーーー
一歩、また、一歩と、海の中に足を入れ進む
「怖からず、私達を信じてっ!~~♪~~♪~」
美しい彼女達は、綺麗な声で歌いだすーーー
その歌が、何故か懐かしくて、、、
私は眠りに落ちていたーーー
~~~~~~~~~~~~~~
手を握ると、握り返してくれる暖かい感触…
『眠れない?』
また、お母さんの、夢を見ているんだねーーー私ーーー
「お母さん…ゴホッゴホッ。ゆうな、あの歌が聞きたいっ」
ニッコリ微笑む母は、風邪を引いた私よりも具合が悪そうだった、、、
『~~♪~~♪~~』
優しく、とても綺麗な声が大好きでーーー
私はよく、母の歌をせがんだーーー
聞いた事もないような不思議な旋律の歌を、母はよく歌ってくれた、、、
病気の時の歌、悲しい時に歌う歌、眠る時に歌う歌、、、
「では、私の手を握って下さいっ」
ゆっくり私は頷き、人魚達の手を取ったーーー
一歩、また、一歩と、海の中に足を入れ進む
「怖からず、私達を信じてっ!~~♪~~♪~」
美しい彼女達は、綺麗な声で歌いだすーーー
その歌が、何故か懐かしくて、、、
私は眠りに落ちていたーーー
~~~~~~~~~~~~~~
手を握ると、握り返してくれる暖かい感触…
『眠れない?』
また、お母さんの、夢を見ているんだねーーー私ーーー
「お母さん…ゴホッゴホッ。ゆうな、あの歌が聞きたいっ」
ニッコリ微笑む母は、風邪を引いた私よりも具合が悪そうだった、、、
『~~♪~~♪~~』
優しく、とても綺麗な声が大好きでーーー
私はよく、母の歌をせがんだーーー
聞いた事もないような不思議な旋律の歌を、母はよく歌ってくれた、、、
病気の時の歌、悲しい時に歌う歌、眠る時に歌う歌、、、