「別に待ってなくて良かったのに」


「だって私が待っていなかったらさくら遅刻するでしょ」


「少しくらい遅刻したって大丈夫よ」


「ダメにきまってるでしょ!!」



友達想いなのかお節介なのか…、遥のごもっともな意見に反論できないままホームルームが始まった。